●鳩の森愛の詩宮沢保育園

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(社福)はとの会 

横浜市瀬谷区  横浜市版 2016年3月15日
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公表用評価結果報告書【鳩の森愛の詩宮沢保育園】.pdf
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報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】

 

 鳩の森愛の詩宮沢保育園は、相鉄線「三ツ境」駅から相鉄バスに乗り「南瀬谷小学校」バス停から歩いて7分ほどの住宅街の中にあります。周囲には自然豊かな公園が数多くあります。

 鳩の森愛の詩宮沢保育園は、1973年(昭和48年)7月に横浜市によって設立され、2012年(平成24年)4月に社会福祉法人はとの会に移管されました。はとの会はほかに横浜市内で泉区で2園、瀬谷区で1園保育園を運営するほか、泉区で学童保育所も運営しています。

 軽鉄骨筋平屋建ての園舎は日当たりが良く、大きな木がある園庭には砂場や鉄棒、滑り台、プールがあり、隅の畑では子どもたちが野菜や花を育てています。

 定員は66人、開園時間は平日は7時から20時、土曜日は7時から1830分までです。

 保育目標は「お互いを認め合う仲間になろう」「しなやかな体を作ろう」「感性を豊かにしよう」「共育て共育ちの喜びを大きくしていこう」です。

 

 

●特長・優れている点

 

1】子どもたちは、保育士にありのままに受け止めてもらい、園生活を思いっきり楽しんでいます

 

保育士は、子どもたちに寄り添い、子どもの表情やしぐさ、言葉などから子どもの気持ちをくみ取り、子どもをありのまま受け止めています。子どもの話に優しく耳を向け、一人一人に応えています。子どもたちは保育士に優しく受け止めてもらい、素直に自分の気持ちを保育士に伝え、甘えています。「先生見て見て」「先生聞いて」の声があちこちで聞こえ、保育士との信頼関係がうかがえます。

園の周囲は自然が豊かで、花や木の実、カモやカワセミ、ザリガニ等の生き物など季節の自然に触れることができます。広い公園もあり、子どもたちは元気いっぱいに走り回ったり、遊具で遊んだり、ボール遊びをしたりしています。子ども同士で相談して鬼ごっこ等のルール性のある遊びをすることも大好きです。ドッジボールも盛んで、ゲームをリードする役、投げる役など役割分担をして遊んでいます。保育士は近くで見守り、上手く仲間に入れない子どもに寄り添い、自らも一緒に遊ぶ中で仲間に入れるように働きかけています。

異年齢の交流も盛んで、345歳児は縦割りの3人組「わくわくグループ」を作り、年間を通して活動する機会を作っています。日常的にもクラスを越えての交流が多く、年上の子どもの活動を年下の子どもがのぞきに来たり、年上の子どもが年下の子どもの手伝いをしたりしています。

表現活動にも力を入れていて、リズムや和太鼓、荒馬踊り、外部講師による造形教室等を行っています。毎日のように行われる「歌おう会」では、子どもたちが大きな口をあげて思いっきり歌い、自分を表現しています。保育室には、画用紙いっぱいに大胆に描かれたカニの絵や、個性的なお雛様など、子どもの自由な発想が大胆に表現された作品が並んでいます。

このように子どもたちは自分を素直に表現し、のびのびと園生活を楽しんでいます。

 

 

2】保育士は自己研さんに励み、目指す保育の実現に努めています

 

園では、新任職員、中堅職員、指導的職員、管理職それぞれの求められる能力とそれに向けて必要な研修などを「求められる職員像」に明記し、人材育成計画としています。保育士は、横浜市や瀬谷区の研修に参加するとともに、「子どもの権利条約研修会」「個人情報保護法」「保育について語る」「平和学習」など、運営法人の研修に積極的に参加しています。研修に参加した職員は研修報告を提出するとともに、ミーティングや職員会議で成果を報告し、学んだ内容を現場で生かすための話し合いをしています。また、多様な講師を囲んでの実践報告会など自己研さんの場や、合唱、篠笛、和太鼓、荒馬踊りなどの自主勉強会が多数あり、保育士がさまざまなことに目を向け、モチベーションを高める機会となっています。

 このようにさまざまな研修を通して、保育士は自己研さんに励み、目指す保育の実現に努めています。

 

 

●力を入れて取り組んでいる点

 

 さまざまな取り組みを通し、保護者との信頼関係の構築に努めています

 

公立からの民間移管当初は保護者からのさまざまな戸惑いや難しい状況がありましたが、園は保護者との信頼関係を築くために努力を重ねてきました。保護者会で園の取り組みについて意見交換を重ねるとともに、アンケートや保護者との日常会話の中から、保護者の意向や要望を把握しています。要望に対しては、必ず掲示や随時発行する「事務室だより」、プリントなどで保護者にフィードバックしています。保護者からの要望で園の保育課程を分かりやすくまとめ、保護者に配布したなどの事例があります。

毎日その日のクラスの活動の様子を写真とともに掲示し、子どもの成長を保護者が毎日確かめられるようにしています。掲示物はファイルし、保護者がいつでも見られるように保育室に置いています。また、送迎時の保護者との情報交換は、直接口頭で行うように意識し、保護者に子どもの様子をエピソードを交えて伝えたり、保護者の相談にのったりしています。保育士が相談を受けた場合には、園長または主任に報告する仕組みがあり、必要に応じて相談を受ける日時を設け、園長や主任が同席して対応しています。

毎月、園のお知らせ・ほけんだより・各クラスだより・給食だより・当月の歌などを載せた「おたより」(園だより)を発行し、保護者に園の様子を伝えています。写真を多く取り入れるなど、見やすく伝わりやすい誌面作りを工夫しています。行事前や何か変更があったときには、「事務室だより」を発行し、保護者にきめ細かく分かりやすく情報を提供しています。

このように、丁寧に保護者との関係作りに取り組んできた結果、年を経るにつれ、保護者との関係が徐々に築けています。

 

 

●今後の取り組みが期待される点

 

 地域の子育て家庭に向けて園の持つノウハウを生かすことが期待されます

 

園では、地域自治会の定例役員会、幼保小教育交流事業の定例会、主任児童委員との懇話会、瀬谷区主催の子育て支援イベントの準備委員会等々、多くの会議に参画しています。また、地域の子育て支援事業「子育てサロンえむ」に、毎月職員が参加しています。

しかし、園独自の育児支援としては、園庭開放、交流保育、育児相談を実施していますが、園の前に掲示して知らせるのみで、積極的に地域に広報するまでには至ってなく、参加者も少ない状況です。子育て支援や家庭支援のニーズが高く課題が多い地域でもありますので、今後は地域の課題をさらに把握し、運営法人が蓄えてきた子育てに関するノウハウや、園がこの4年間の地域や保護者とのかかわりで得た経験を、地域で子育てする家庭の支援に生かすことが期待されます。

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