●西大島ルーテル保育園

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

(運営委員会開催日)

保育

(認可保育所)

(社福)イクソス会  

川崎市川崎区 

川崎市版

2014年2月7日
 
報告書全体はこちらからダウンロードできます。
公表用評価結果報告書【西大島ルーテル保育園】.pdf
PDFファイル 709.0 KB

報告書より抜粋:総合評価

【施設の概要・特徴】

西大島ルーテル保育園はJR「川崎」駅からバスで5分の「大島四丁目」バス停を降りたところにあります。大通りに面していますが、周囲は一歩入ると住宅街となっていて近くには広い公園もあります。
 園は川崎市立保育園として設立され、2012年4月に社会福祉法人イクソス会に移管されました。運営法人はほかに横浜市で4園、川崎市で1園保育園を運営しています。
 コンクリート2階建ての園舎は、東海道の川崎宿をイメージした日本瓦の屋根となっています。
 定員は120名(0歳児~5歳児)、開園時間は7時~20時(月~土)です。
 保育理念として「児童福祉法とキリスト教に基づき保育に欠けるすべての子どもにとって、もっともふさわしい生活の場を保障し、愛護するとともに、最善の利益を守り、保護者と共にその福祉を積極的に増進する」、保育目標として「心も体も健康なこども・他人に迷惑をかけずいたわりの心を持つこども・互いに協力できるこども・個性を大事に健やかに成長するこども・明るく素直で礼儀正しいこども」を掲げています。
 現在は移管後2年目で、公立園の保育を継続しつつ少しずつ園の特徴をだすよう取り組んでいます。

 

●特によいと思う点

1】子どもたちは保育士の見守りの中、元気に園生活を送っています

園は「心も体も健康なこども」を保育目標に掲げています。
 乳児は月齢や発達に合わせて小グループに分け、きめ細かく支援しています。保育士に優しく見守られ、子どもたちは落ち着いて過ごしています。2歳児のモンテッソーリの教具を用いる時間では、子どもたちは好きな「おしごと」を自分で選び集中して取り組んでいます。
 幼児は必要に応じてグループ分けし、個々に目が行き届くようにしています。子どもたちは友達とごっこ遊びをしたり、園庭で思いっきり身体を動かしたり、製作や一斉活動に取り組んだりしています。

 

2】保育士、看護師、栄養士等が連携し、それぞれの専門性を生かしています

園長・主任は、保育士、看護師、栄養士等がその専門性を生かし職務にあたれるようサポートしています。入園時の個人面談には園長、主任、担任予定者だけでなく、看護師や栄養士も同席し、健康管理やアレルギー、離乳食について詳しく聞いています。把握した情報は個別指導計画等に反映され、安心・安全できめ細かい保育につながっています。
 各職種は会議等で常に情報交換し、連携して食育や衛生教育等を行い、効果が上がっています。また、非常勤職員には経験者が多く、正職員と連携し保育を陰で支えています。

 

3】地域の施設として、地域とのかかわりを深めています

職員は川崎市保育会、実務担当者連絡会等さまざまな会議や川崎市保育会等が主催する各種研修に参加し、地域のニーズを把握するとともに、ほかの園の保育士と交流しています。地域の子育て家庭向けの支援としては、一時保育、園庭開放、育児相談等を実施しているほか、民生委員主催の子育てサロンに年3回職員を派遣し、乳児相談、栄養相談等を受けています。子どもたちは散歩や園の夏祭り等で地域住民と交流し、多くのことを得ています。また、地域の自治会の防災訓練に園長が参加し、地域とのかかわりを深めています。

 

●さらなる改善が望まれる点

1】全職員で方向性を共有し、新しい保育園作りに取り組むことが期待されます

園は、公立園の伝統を継承しつつ運営法人の特徴も取り入れた新しい保育園作りに取り組んでいます。正規職員は職員会議や研修で目指す方向について絶えず確認していますが、非常勤職員には理念や方針、園の進むべき方向性について説明し共有する機会がなく、園としても課題ととらえています。目指す保育を実現するためには、理念や方針、思いについて全職員で話し合い、共有する必要があります。今後は、非常勤も含めた全職員が思いを共有し法人の保育を理解し、理念に沿った新しい保育園作りに取り組めるようになることが期待されます。

 

【2】保護者との関係作りへの努力を継続することが期待されます

 民間移管後、毎日の送迎時には保護者への声かけを心がけるとともに、懇談会や保育参加で保護者の意向を確認しています。また、行事後にはアンケートを実施するなど、園は保護者との良好な関係作りに努めてきました。しかし、このような園の努力にもかかわらず、保護者アンケートでは園の取り組みが保護者に十分には理解されていないのではと思われる意見が散見されます。今後も保護者とのコミュニケーションに努めるとともに、園の方針や取り組み、そのときの子どもの様子などについて積極的に情報発信していくことが期待されます。

 

【3】保育士等の振り返りやヒヤリハットの活用等を、園全体の改善に生かすための工夫が期待されます

保育士は毎月の評価・反省で保育を振り返るとともに、年1回の園長・主任との個人面談で自己評価を行っています。ただし、個々の保育士の自己評価を園として取りまとめ、改善や次年度の計画に反映させるまでには至っていません。またヒヤリハットについても、職員会議で年1度各クラスでの事例や気づきを出し合い予防策について話し合ってはいますが、それぞれの事例を記録し改善案を作成するまでには至っていません。保育士の振り返りや気づきを保育に生かすための体制確立へ、さらなる取り組みが期待されます。

 

お問い合わせ

TEL: 050-3786-7048 

FAX: 045-330-6048

E-mail:

 daihyo★hyoukashimin.jp

 ※★を@に変えて送信

住所

〒231-0003

横浜市中区北仲通3-33

関内フューチャーセンター153