●横浜市桂台保育園

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

(評価運営委員会開催日)

保育 

(認可保育所)

横浜市 

横浜市栄区  横浜市版 2015年3月18日
 
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公表用評価結果報告書【横浜市桂台保育園】.pdf
PDFファイル 1.9 MB

報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】


横浜市桂台保育園はJR根岸線の「港南台」駅からバスで「桂山公園」下車、徒歩2分のところにあります。隣に大型スーパーがあるほかに、桂台中学校、桂台小学校、地域ケアプラザや障がい者通所施設などの公共施設が周りにあります。近くには広い運動場と小高い丘がある桂山公園をはじめとして自然に恵まれた公園があります。

横浜市桂台保育園は19796月に横浜市立保育園として開設されました。現在は栄区の育児支援センター園として地域の中核的な位置づけがなされています。

敷地は1811㎡と広く、園庭にはプールも設置されています。建物は677㎡と広く、各年齢別の保育室があり、すべて園庭に面しています。保育室とは別にホールがあり、ここでは運動をしたり、さまざまな行事を行うことができます。

定員は86名(0歳児~5歳児)、開園時間は平日は7:0019:00、土曜日は7:3015:15となっています。

保育理念は「すべての子どもたちが、じぶんを「かけがえのない存在」と感じ、自信を持って生きていかれるように」となっています。

 


●特長・優れている点


1】子どもたちは自分で考える力を養いながら自由にのびのびと育っています


子どもたちは、さまざまなことにチャレンジしています。例えば5歳児は、近くの桂山公園で、急斜面を段ボールの板をお尻の下に敷いて、スピードをつけて滑り降りていきます。他方の急斜面では岩や木の根っこの出っ張りを利用してロッククライミングのように登っていくという「冒険」もしています。公園の運動場ではボール遊びをしたり、追いかけっこなど思い思いの遊びとルールを考え出して遊んでいます。保育士たちは安全に留意しつつ、子どもたちの冒険心を大事にして見守っています。

0歳児クラスでも、広い園庭を自由に動き回って遊んでいます。おままごとや、車を乗りまわしたり、押しまわしたりし、幼児用のすべり台に自分で登って滑り降りる子どももいます。こうした大胆な行動にも保育士は注意深く見守るにとどめ、手助けはなるべくしないようにしています。

外遊びから保育室に入るときには、靴や靴下、ジャンパーを自分で脱いでいきますが、乳児にはまだ困難な動作もあります。こうした場合にも自分でやればできることを教えるために、保育士はなるべく手伝わずにいますが、できたときには「上手にできたね」など褒めて、達成感を大切にしています。

保育士は遊びの中で、子どもたちの考える力が養えるよう、次に何をすると良いか、自分は何がしたいかの決定を子どもたちに任せる場面が多く見られます。室内で遊ぶときにも、ブロック遊び、折り紙遊び、お絵かきなど、各自が好きな遊びを選んだり、グループでどの遊びをするかを決めたりしています。園庭に出るときも、寒い日だったのでジャンパーを着るように保育士がすすめてはいましたが、実際に着るかどうかの判断、遊んでいて暑くなってからの着脱など、幼児の子どもたちは自分でできている様子でした。

その一方、悪ふざけや乱暴なことをして人に迷惑をかけるようなときには、どうしていけないかを子どもたちに考えさせる場面も見られ、保育の中でメリハリをつけています。

 


2】地域に愛される保育園をめざし、地域への支援と交流を活発に行っています


園ではさまざまな子育て支援事業を展開しています。地域の子育て家庭を対象とした育児相談は保育園の中だけでなく、ケアプラザでの出張相談にも応じています。これに加えて子育てサロン、育児講座などを行っています。園庭開放にも積極的です。広い園庭では、園の子どもたちが遊んでいるところに地域の子どもたちが保護者と一緒に来て、鉄棒やすべり台、砂場などを自由に使って遊んでいます。夏にはプール開放も行って、地域の子どもたちがたくさん集まります。

地域交流も活発です。例えば、地域ケアプラザで開催される高齢者の誕生会に、毎月5歳児が参加したり、近隣の福祉施設を定期的に訪問しています。また、近くの小学校とは、散歩の途中に訪問したり、秋祭りに訪問するなどの交流があります。中学校とも、体育祭に招待されたり、中学校の家庭科の授業で保育園に来てもらうなどの交流があります。このように、子どもたちは地域との交流の中で育っています。

 


3】人材育成のシステムが機能し、職員は能力向上に対して強い意欲を持っています


園は、人材育成に強い意識を持って臨んでいます。横浜市としての保育士等の人材育成計画に基づき、毎年職員は、年度の開始時に自分の年間目標を設定します。そこで園長との面談を行い、さらに、年間の研修の方向性を設定し、期末には振り返り・評価を行う仕組みが機能しています。

研修は、園内研修のほか、外部の研修が年間を通じて紹介され、その中から自分の研修目標に合致する講習を選択しています。これらの研修を職員は積極的に受講しており、能力向上への強い意欲が感じられます。また、非常勤職員を対象とした研修も実施されており、勤務時間内に参加することができます。

 


4】マニュアル類や各種記録が整備されています


 園の運営に必要とされる手順、マニュアル類が整備されています。横浜市で作成されたマニュアルをベースにしてはいますが、園独自にも検討・工夫をしてとりまとめています。また、研修記録や会議録、苦情対応の記録、クラス懇談会の記録、育児相談記録など各種記録がきちんと取られ、ファイリングされています。このようなマニュアルや記録は所定の棚に保管されており、職員はいつでも必要なときに見ることができます。

 


5】区内保育園のネットワークの核として、保育の質向上等に取り組んでいます


園は栄区内にある保育園ネットワークの事務局を担っています。ネットワーク事業担当の保育士を中心として、区内の保育園を対象としてスキルアップ研修、公私保育園交流事業、子育て支援事業を企画運営しています。たとえば、スキルアップ研修では、今年度は、遊びを通して子どもの発達を促していく「ムーブメント教育・療法」に取り組んでいます。

また、公私保育園交流事業では、地域のケアプラザに区内の全保育施設(認可保育所に限らず)の子どもたちを集め、交流保育に取り組んでいます。このときには保育士も各保育園から参加し、子どもたちだけでなく、保育士たちの交流の場ともなっています。

 


●独自に取り組んでいる点


保護者会の活動が活発で、連携しています


保護者会が組織され、各クラスから役員が選出されて会の運営にあたっています。夏祭り、運動会、親子遠足、人形劇、お楽しみ会といったイベントについて、保護者会の実行委員会が企画運営を行っています。さらに広報担当が保護者会だよりを年4回発行しています。

このような活発な活動を展開する保護者会に対して、園としては保護者会担当の保育士を置き、また園舎を活動場所として提供するなど連携しています。保護者会の協力を得ながら園運営にあたっています。


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