●ナーサリー横浜ポートサイド

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

(評価運営委員会開催日)

保育 

(認可保育所)

(社福)和泉福祉会 横浜市神奈川区  横浜市版 2013年3月12日


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公表用評価結果報告書【ナーサリー横浜ポートサイド】.pdf
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報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】

ナーサリー横浜ポートサイド」は、JR各線・東急東横線・京浜急行線・相鉄線横浜」駅北口から徒歩8分ほどのヨコハマポートサイド地区にある29階建高層マンションの3階に位置します。開設は2010年(平成22年)4月です。運営法人は、「社会福祉法人 和泉福祉会」です。法人では、横浜市を中心に当園のほかに系列園として5園を運営しています。

  定員は90名、開園時間は、平日は午前7時から午後9時、土曜日は午前7時から午後630分です(延長保育時間含む)

鉄筋コンクリート造一部鉄骨29建てマンションの3階部分の園舎内は、年齢ごとの6つの保育室すべてで窓が大きく十分な陽光が取り入れられ、また天井が高く広々とした設計となっています。その他、5歳児クラスに隣接している一時保育室、広々としたホール調理室、事務室、男女それぞれの休憩室、保護者相談室、遊具を備えた芝生の園庭があります。

法人保育理念は、「子どもの生活の場そのものであることを基本とし、保育の質の向上と、保育環境の向上に努力します」「子どもたちが、生きる力を高め、豊かな個性を育むことの保育に努めます」「地域とのかかわりを大切にし、子育て支援や地域交流の場となるよう努力します」の3つを掲げ、保育園の目標としては、「しなやかに こころゆたかに すこやかに」をスローガンとし、「集団生活を通して何事にも負けないしなやかな心をもって育つ」「異なるいろいろな年齢の子どもたちの交流からこころゆたかに育つ」「ひとりひとりの発達や成長をふまえた、安心して過ごせる環境ですこやかに育つ」の3つを掲げています。

 

【補足:ヨコハマポートサイド地区】

園が位置するヨコハマポートサイド地区は、1989年(平成元年)に各事業者が共通のルールとして「ヨコハマポートサイド街づくり協定(協定の推進運営母体は、「ヨコハマポートサイド街づくり協議会」)」を締結し、「アート&デザインの街」をコンセプトに、デザインを重視した街づくりを展開しています。  

この地域の街並みは、ブルーグリーンとテラコッタの色調でまとめられていて、園付近にはデザイン性に配慮した公園や歩行者デッキなどが多数点在しています。

 

 

●特長・優れている点

1】子どもたちは、自分の気持ちを素直に表現し、元気いっぱいに園生活を楽しんでいます

保育士は、子ども一人一人の自由な発想や意思を尊重し、できる限り子どもたちの気持ちやアイデアを取り入れながら、日々の保育プログラムで臨機応変に柔軟に対応するように心がけています。

乳児クラスでは自分で着替えようとする子どもたちに、保育士はさりげなく手伝いながら、できると「上手」と声をかけ、子どもたちの見てほしい気持ち・得意気な様子などを大切にしています。幼児クラスでは、日々の保育中にも子どもたちの気持ちや意見を聞くようにし、聞きたい音楽ややりたい遊びなどを随時取り入れています。その中には、子どもたちの意見からルールを決めて鬼ごっこにまで発展した遊びもあり、たくさんの子どもとかかわりながら、元気いっぱいに自分のやりたいことをして、園生活を楽しんでいます。

また、朝の会や帰りの会や各種行事など、毎日の歌の時間では、子どもたちは元気いっぱい大きな声で歌います。歌詞やリズムによっては、体を動かしながら思い思いの表現をしたり、歌詞の意味を自分なりに考えて、友達や保育士に伝えたりします。さらに、園外活動の散歩では、目で見たものや自分で感じたことを素直に表現し、保育士に伝えています。

そのような子どもたちの素直な表現に対して、保育士も一つ一つ丁寧に受け答えをしています。子どもたちは全職員に見守られながら、安心して自分の気持ちを表現し、元気いっぱいに園生活を楽しんでいます。

 

2】園長・主任を中心に、スムーズな職員間の連携と良好な職場環境づくりに励んでいます

園長や主任を中心とした、日々のミーティング・クラスミーティング・職員会議等の機会も大切にしています。特に日々のミーティングでは、園長・主任のほかに、看護師・栄養士・各乳児クラス担任・幼児クラス代表担任等が参加し、職員間で活発な意見交換が行われます。内容は、栄養士からの当日の給食に関すること・各クラスからの報告・看護師からの園児の病状や対処方法の報告・園からの報告など、さまざまな内容が迅速かつ的確に伝えられます。保護者からの意見や相談などへの対応方法も、全職員が積極的に意見を出しながらまとめ上げ、結果として迅速な対処が可能となります。

また、日々の保育の計画などは、職員間で日常的に共有されていて、スムーズな連携が可能となります。その結果、例えば誕生日会などのイベントでは全クラスの移動がスムーズにでき、時間的ロスがなくなるだけでなく、子どもたちの集中力を切らさないような時間を演出できています。

このように、園では日常的な話し合いや日々のミーティングなどを継続的に行い、また職員からの意見を積極的に聞き入れることを大切にしています。その結果、スムーズな職員間の連携が実現でき、園としては風通しのよい良好な職場内環境づくりに励んでいます。

 

3】多様な研修や人材育成により、職員のスキルアップとサービスの向上につながっています

法人では、職員を「新任職員」「中堅職員」「指導的職員」「管理者」ごとに区分し、それぞれの「求められる職員像」を明文化しています。この内容とともに、入職時には「法人職員ハンドブック」が職員に説明・配布され、そこには、法人理念・私たちの心構え・日々の姿勢心がけ・就業について・個人情報のチェックリストなど多岐にわたる内容が記載されています。さらに、法人主催で2ヶ月に1回開催される園長会議・主任会議、原則年1回開催される栄養士・看護師・リーダー会議等では、6園の系列園すべての各管理者や担当者が集まり、さまざまな意見交換・意識統一・情報共有を行っています。

法人の多岐にわたる人材育成の機会・基盤を受けて、園では園長が中心となり、職員のやる気とモチベーションを大切にしながら、丁寧な人材育成を実践しています。具体的には、年2回職員全員と個人面談を実施し、その際に個人の目標・自己評価・振り返りなどを記載する「コミットメントシート」を活用しながら、職員一人一人の目標・達成度・課題点・反省点・期待点などの確認を継続的に行っています。また、1回の「職員意向調査シート」によるアンケートでは、仕事内容に関する意向などを確認し、年3回の「自己チェックシート(事故リスク軽減のためのチェックリストと保育業務運営のチェックリスト)」では、職員一人一人が自らの保育業務を確認できるようにしています。

また、園では主任を中心に年間の研修計画を策定しています。職員一人一人のスキルに合わせた内容について、園内研修の開催や外部研修に参加できるようにしています。研修受講者は報告書に記録するとともに、必要に応じて、研修の成果や保育に取り入れた実施経過などは、日々のミーティングや職員会議で報告し、話し合います。さらに、実際に活用して良かった点や課題が残った点などを話し合うことにより、園全体におけるサービス内容の検討・見直しの機会としています。その結果、個人の知識習得に留まることなく、全職員のスキルアップとサービスの向上につながっています。

 

●今後の取り組みが期待される点

保護者との連携やコミュニケーションについて、さらに深める工夫を期待します

保護者とは、保護者懇談会での意見交換・給食室前の意見箱・連絡帳・日々のあいさつや会話などで、全職員が積極的に連携やコミュニケーションを図るよう努めています。また、検討中の取り組みや行事に関するアンケートを配付・活用して、今後の保育や行事のための参考としています。

一方、今回の第三者評価に伴う利用者家族アンケートでは、例えば延長保育の利用方法や行事日程に関して、さまざまな意見や要望の声が寄せられています。今後は、保護者からの多様な意見を把握する機会や意見交換の方法などについて検討・工夫し、保護者との連携やコミュニケーションがさらに深まることが期待されます。

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