●クオリスキッズ鴨居駅前保育園

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

(評価運営委員会開催日)

保育 

(認可保育所)

(株)クオリス

横浜市都筑区  横浜市版 2014年3月10日
 
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公表用評価結果報告書【クオリスキッズ鴨居駅前保育園】.pdf
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報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】

 

「クオリスキッズ鴨居駅前保育園」は、JR横浜線「鴨居」駅から徒歩4分ほどの鶴見川沿い位置します。開設は2012年(平成24年)4月で、運営法人は「株式会社 クオリス」です。法人では、横浜市を中心に4園の保育園を運営しているほかに、大阪府を中心に10事業所のケアセンターも運営しています。

  施設の定員は60名、開園時間は、平日は午前7時30分から午後時30分、土曜日は午前7時30分から午後7時です(延長保育時間含む)

平屋建ての園舎内は、床と壁に天然木を使用し、保育室は十分な陽光が取り入れられ、温かく・明るい雰囲気が演出されています。また、3~5歳の保育室と1・2歳の保育室の壁は開閉が自在で、保育内容によって、広々とした空間の利用が可能です。その他、図書室、ホール調理室、事務室、倉庫、更衣室、遊具を備えた園庭があります。

保育理念は「保育サービスを通じて、地域社会に貢献する」とし、保育方針は「豊かな人間性をもった子どもを育成すること」を掲げています。また、保育目標は、「子どもの健康、安全で情緒の安定した生活ができる行き届いた環境を提供する」「人とのかかわりを大切にし、人に対する愛情と信頼感を育てる」「自然や社会への興味や関心を育て喜んで話したり、聞いたりする」の3つを掲げています。

 

 

●特長・優れている点

 

1】子どもたちは、自分のペースで気持ちを素直に表現し、安心して過ごしています

 

保育士は、子どもの気持ちや一人ひとりのペースを大切にし、できる限り子どもたちのやりたいこと・好きなことを取り入れながら、無理強いせず安心して過ごせるような保育を展開しています。

0歳児クラスでは、子どもの生活リズムに合わせ、眠くなったら寝られるような配慮があり、ペットボトルで作ったマラカス・ボール・車などのおもちゃで思い思いに遊んでいます。12歳児クラスでは、食事をしているグループと少人数でにぎやかに遊んでいるグループの2グループに分けることにより、子どもたちのやりたいことを思う存分させるよう配慮しています。そのような保育中には、例えば保育士がボールを転がして遊んでいる子どもの「行っちゃった」という言葉に、「行っちゃったって言えるようになったね」などと優しく声かけをする場面が数多く見受けられます。たくさんの声かけを受けて、子どもたちは安心した笑顔で保育園の生活を楽しんでいます。

345歳の幼児クラスには、「朝のお仕度」・「ご飯を食べた後にすること」・「帰りのお仕度」など、自分でやることが分かりやすいイラスト付きで掲示されています。子どもたちは、自然と自分自身で行動をすることを覚えていきます。保育士は、まだ着替えが十分にできない子どもにはさりげなく手伝い、遊びで夢中になっている子どもに対しては無理なく終わることができるように配慮しています。また食事の時間は子どもたちが食べたい分だけ取り分けるバイキング形式を採用するなど、子どもたち一人ひとりのペースを大切にしながら日々の保育を展開しています。

子どもたちの素直な表現に対して、保育士は一つひとつ丁寧に受け答えをしながら、一人ひとりのペースを守る温かい保育を心がけています。子どもたちは全職員に見守られながら、安心して園生活を楽しんでいます。

 

 

2】園長・主任を中心に、全職員の連携を大切にした良好な職場環境づくりに励んでいます

 

園では、保育理念・方針・目標を実現するため、全職員が話し合う機会を大切にしています。具体的には、園長や主任の会議、月1回の職員会議とカリキュラム会議、週1回のリーダー会議、その他行事開催のたびに打ち合わせや反省をするための会議です。そこでは、全職員が積極的に意見を出し合い、より良い保育活動や園の運営について検討・見直しを行っています。非常勤職員も含め全職員が参加する職員会議では、保護者向けのおたよりに関すること、行事に関すること、看護師や栄養士からの報告や提案、園長からの連絡事項などの項目について話し合われます。会議の司会進行役(担当)は当番制とし、担当となった職員がその都度必要な議題を全職員に聞きながら事前に把握し、会議の効率化を図ります。その結果、全職員が解決すべき課題を共有し、より良い保育を実現するためのスムーズな連携が実現できます。さらに、園に求められている要望や意見などは、迅速に対応することが可能となります。

そのほか、定期的な会議だけでなく、園長や主任は個々の職員の能力を最大限に発揮できるように、経験等を考慮しながら、適切なアドバイスをタイミングよく行っています。主任はクラスリーダーを兼務しているため、現場での保育に関する指導やアドバイスをその都度行います。園長や主任は、良好な人間関係のもと、園として風通しのよい職場内環境づくりを実現するため、職員の良いところを日常的に伝え、日常保育に関する不安や人間関係の悩みなどには常に配慮するように心がけています。

このように、園では日常的な話し合いや定期的な会議を行うこと、全職員がかかわること、意見を積極的に聞き入れること大切にしています。その結果、働きやすい職場環境が実現でき、全職員が理念や方針に基づいた保育を目指しています。

 

 

●独自に取り組んでいる点

 

子どもたちは、「言葉の教育(サントレ)」で集中力やさまざまな言葉を学んでいます

 

園では、特別教室としてのプログラムを複数用意しています。15歳児で行うリトミックのほかにも、幼児クラスでは、体操教室、「幼児のための言葉の教育(サントレ)」を取り入れています。

特に「幼児のための言葉の教育(サントレ)」は、絵本・カード・DVDを使いながら、講習を受けた保育士がお手本となって行うプログラムです。この教室では、まず姿勢を正し、心を落ち着かせることから始まります。その後、昔話・漢字・論語・詩・童謡などと触れ合います。子どもたちは集中しながら、また楽しみながら、さまざまな言葉を学ぶ機会となっています。

 

 

●今後の取り組みが期待される点

 

地域支援機能として、積極的な地域コミュニティーへの働きかけが望まれます

 

当園では、地域に向けた子育て支援として、一時保育・月1回の園庭開放・月1回の親子遊びサロンを展開しています。その中では、地域子育てへの支援ニーズを把握するように努めています。さらに、園の見学者からも子育てにおける悩みごとの相談を随時受け付けています。また、園の行事などは地域の掲示板にてお知らせし、できるだけ多くの地域の方たちが参加できるように配慮しています。

しかしながら、開設2年目ということもあり、地域住民の参加者は少数にとどまっています。3年目を迎える来年度は、地域に向けた子育て支援機能の強化を園の課題と位置づけています。今後は、数多くの地域住民が参加できるようにするため、地域コミュニティーへの積極的な周知活動や働きかけが望まれます。

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FAX: 045-330-6048

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