●オハナ鶴ヶ峰保育園

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

(評価運営委員会開催日)

保育 

(認可保育所)

(社福)葵友会 

横浜市旭区  横浜市版 2015年3月6日
 
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公表用評価結果報告書【オハナ鶴ヶ峰保育園】.pdf
PDFファイル 2.1 MB

報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】


オハナ鶴ヶ峰保育園は、相鉄線「鶴ヶ峰」駅から徒歩2分の駅前に位置します。付近には緑道や公園、駅前商店街などがあり、自然と近隣地域の人との触れ合いができる地域です。

当園は、乳児保育園(012歳児クラスのみ)ですが、幼児(345歳児)の送迎保育ステーションとして、周辺の保育所へバスで送迎する拠点となっています。なお、来年度(平成27年度)からは、0歳児から5歳児までの乳幼児保育園として運営していく予定です。

施設は2階建てで、1階部分の中央に吹き抜けの中庭を備え、0歳から2歳までの保育室、送迎保育室、一時保育室・調理室・事務室があります。また、2階には保護者相談室と職員室があります。施設横には、遊具を備えた園庭があります。

  当園は、2012(平成24年)41日に開園した新しい保育園です。定員は02歳児で45人、開園時間は、平日は午前7時~午後9時、土曜日は午前7時~午後6時です(延長保育時間含む)。

  運営法人は、社会福祉法人葵友会です。法人では、当園のほかにも「オハナ上永谷保育園」と「オハナ新羽保育園」を運営しています。

保育目標は「いきいきと、心豊かに 育つ子ども」としています。また、保育の基本方針は「あたたかく見守る保育」・「自分らしく自らの力を発揮できる環境を用意する」を掲げています。

 

 

●特長・優れている点


1】子どもたちは、保育士にあたたかく見守られながら、安心して過ごしています


0歳から2歳までの乳児期の保育をしているため、3クラスとも保育士と子どもたちとの一対一のかかわりを大切にしています。保育士は、ゆったりと穏やかな雰囲気で子どもたちにたくさんの言葉がけを行います。お食事中には、「お腹すいたね、待っててね」、おむつ替えのときは「嫌だったね、大丈夫だよ」、子ども同士がぶつかってしまったときには「イタイイタイになっちゃうよ」など、優しい言葉が保育室に溢れています。子どもたちはたくさんの言葉を受けて、満足そうにしながら安心して園の生活を過ごしています。

また、保育士は子どもたちと寄り添うことを大切にしています。保護者と離れるときには、子どもが悲しい気持ちにならないように寄り添い、午睡のときに寝付けない子どもには、眠るまでずっと背中をトントンしたり、抱きかかえてゆらゆらしてあげています。遊びのときには、「すごいね」「車が好きなんだね」とできる限りのかかわりをしています。

このような保育士による一対一の丁寧なかかわりと穏やかであたたかい見守りは、基本方針に沿った保育を実践することにつながっています。

 


2】主任クラスの人材育成プログラムと丁寧な人事評価制度が構築されています


運営法人では、1年間の「上級者プログラム」という主任以上の役職者を対象にした研修制度を用意しています。そこでは、役職者に必要な能力や役割について、座学や課題を提出しながら学んでいます。その結果、主任クラスの計画的な育成を目指し、さらに職員のやる気や保育の質の向上を図ることにつなげています。

また、園長は職員に対して、個人面談を年2回実施しています。その際に使用する「年度別評価表」には、一般職と役職者用の標準行動とモデル行動が示されています。その他にも、「職員自己評価表」では、個人目標を設定し、子どもの発達状況、保護者に対する支援、組織の中での役割などについての具体的な取り組みに対するチェックも行われています。さらに、「保育士のための自己評価チェックシート」では、保育理念・子どもの発達状況(養護・健康・食事・人間関係・環境・言葉表現など)・保護者に対する支援(子どもの成長の喜びを共有・保育内容の説明・地域開放など)・保育計画と内容の自己評価と、さらに詳しい日常保育の実践内容をチェックしています。

評価表を活用しながら、園長と職員が個人面談を実施することにより、スキル・能力を確認し、今後学びたいテーマ・学ぶべきテーマを明らかにすることができます。 

 


●今後の取り組みが期待される点


1】常勤職員だけでなく非常勤職員に対する、より一層の情報伝達・研修体制の確立を


開園3年目の新しい保育園であるため、これまでは常勤職員に対する研修や人材育成に注力し、職員会議も主に常勤職員による情報共有・意見交換の機会となっています。そのため、非常勤職員に対する情報発信・共有や研修体制は、常勤職員ほど十分とはいえない状況です。

今後は、非常勤職員を含めた全職員参加による話し合いの機会を設けること、さらに非常勤職員が日常的に意見を言える機会をより多く設けることなどが望まれます。また、外部研修で学んだことを園内研修に発展させ、非常勤職員を含めた全職員参加の学びの場を提供することを通して、非常勤職員を含めて資質向上に努めていく体制となることが期待されます。


 

2】各種マニュアルの整備と見直しを


園ではマニュアルとして、行政機関等が発行しているガイドラインを準用するなどしていますが、園独自のマニュアルとしての作りこみはされていないこと、職員全員に周知していないこと、見直しにあまり職員がかかわっていないことが課題として挙げられます。

開園から、日々の運営を最優先事項としていたことにより、マニュアル整備については進捗が予定より遅れている状況です。

当園の運営法人は、他に2つの保育園を運営しているため、法人の経験やノウハウを生かしながらマニュアル整備を進め、さらに園独自のマニュアルの作成を全職員がかかわりながら進めていくことにより、より良い日常保育の実践につなげていくことが期待されます。


 

【3園の専門性を活かした地域子育て支援の実現を

  

開園3年目ということもあり、地域の施設としての取り組みは今後の課題です。

園では旭区こども家庭支援課や横浜市西部地域療育センターなどと連携をしていて、地域からの育児相談に応える体制を整えています。また、地域住民への園庭開放は月2回実施しているものの、利用者数はまだ少数にとどまっています。今後は地域からの子育て支援ニーズを把握するとともに、地域に向けた育児相談事業を積極的に展開することが課題となっています。


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