●にじいろ保育園青葉台

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(株)サクセス

アカデミー 

横浜市青葉区  横浜市版 2017年1月18日
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公表用評価結果報告書【にじいろ保育園青葉台】.pdf
PDFファイル 1.7 MB

報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】


 にじいろ保育園青葉台は、東急田園都市線「青葉台駅」より徒歩5分ほどの小高い丘の住宅街の中にあります。傾斜地を利用した鉄骨造3階建ての建物で、地下1階が玄関となっています。玄関からエレベーターで1階に上がり、事務室前で登降園時間を記載するようになっています。1階には園庭に通じる玄関が設置されています。園庭は広く、水はけのよい構造となっており、子どもたちが走り回って遊んだり、自然に触れたりすることができるようになっています。
 定員は70名(0歳児~5歳児)、開園時間は平日:7時~20時、土曜日:7時~18時です。
 保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」、保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」「『仲間』と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を 表現できる子ども」です。
 にじいろ保育園青葉台は2014年(平成26年)6月に株式会社サクセスアカデミーによって設立されました。運営法人の株式会社サクセスアカデミーは保育園・学童クラブ・児童館の運営、病院・事業所・大学内の保育委託サービス保育施設運営のコンサルティングサービスなどを首都圏を中心に幅広く展開しています。

 


●特長・優れている点

 

【1】子どもたちはのびのびと自由な発想で園生活を楽しんでいます

 

 子どもたちは自由遊び、園庭遊び、製作遊びなどにおいて、のびのびと自由な発想でやりたいことができています。紙コップを使った製作遊びが子どものアイデアで的当て遊びに発展したり、その日降った雪を使った遊びが雪の女王ごっこに発展したりしています。各教室には充実したキッチンとままごとのセット、お人形とおんぶ紐、年齢に応じてパーツが細かくなるブロック、年長組にはオセロゲームといった想像力や思考力が刺激されるおもちゃがあり、子どもたちはやりたい遊びを自分で選んで楽しんでいます。一人で黙々と遊んだり、友達と一緒におしゃべりしながら遊んだり、遊び方はいろいろです。
 けんかが起こった場合にも、職員がそばに寄って見守り、必要に応じて子どもたちの言い分を聞き、一方的に叱ったりはせず、「どうしてそうしたのか」「どんな気持ちだったか」「どうすればよかったか」などをそれぞれの子どもに聞いているため、子どもたちは自分の意思で謝ったり仲直りできるようになっています。保育士から「○○○しなさい」「○○○してないよ」といった発言はほとんどなく、子どもたちからも「次は何すればいいの」といった指示待ちの発言もほとんどありません。園で生活する中で、子どもたちは遊びの時もけんかの時も子どもたち自身が考えて行動し、のびのびと自由な発想で園生活を楽しんでいます。

 


【2】職員の創意工夫を活かし、子どもに色々な体験を提供しています

 

 職員は保育計画の作成やクラスの運営を任せられており、さまざまな工夫や柔軟な対応で色々な体験を子どもに提供しています。細かくちぎった新聞紙を教室に敷き詰めて遊んだり、目の前で小麦粉と水と油が混ざって粘土に変化するさまを見たり、その日降った雪に食紅が振りかけられてカラフルな雪をつくったり、スズランテープを使って巨大迷路を作ったりと、子どもが毎日違った体験をすることができるようにしています。
 職員は自分たちが考えて実施した保育内容に子どもがどう反応するかがストレートにわかるため、自己評価で多くの気づきを得ています。職員は園長を信頼して様々なことを提案・相談し、園長は職員の提案を肯定したうえで有益なアドバイスを加えて後押ししています。その結果職員のモチベーションが高まり子どもへの接し方や保育内容もよくなる、といった良い循環ができています。

 


【3】職員は見守り(待ち)の保育を実践しています

 

 園全体に子どもが中心だという考え方が浸透しており、職員の都合やスケジュールを優先することはなく、子どもの活動を見守り支援しようという温かい雰囲気があります。子どもの気持ちを優先しデイリープログラムが多少ずれてもそれを許容するおおらかさがあります。集団活動や食事も強制することはせず、子どもがやりたい気持ちになるまでタイミングを待って声をかけ活動への合流を促しています。子どもの安全や健康を守るためのマニュアルが存在しそれに沿った作業も行われていますが、それが最優先になるということはありません。
  

 

●今後のさらなる取り組みが期待される点

 

地域との交流を行い、園の専門性を活かした地域支援を行うことが期待されます

 

 園では地域の子育て支援のため「育児相談」「臨床心理士巡回相談」などを実施していますが、見学に来た方々からのみ相談を受けているのが実情です。また、地域住民に向けた講習会や研修会は実施されていません。園が持つ優れた専門性を地域に向けて積極的に活かす取り組みが期待されます。

 

 

職員の保育スキルの向上のための職員間のさらなるコミュニケーションが期待されます

 

 当園は平成26年6月に開園した若い園で、園長・主任をはじめとした職員が温かい雰囲気の園を作ってきました。職員は、開園時から勤務している若手の職員、他園から異動してきた経験のある職員、新卒の経験の浅い職員などで構成されていますが、担当するクラスが違うこともありお互いの経験やノウハウを共有し保育スキルを高めあうといった相乗効果はまだ出ていないようです。
 クラスの枠を超えて職員間でアイデアを出しあったり、情報交換や相談ができる場を設けることでコミュニケーションが活発になり、職員の保育スキルの向上に繋がり、園全体の一体感も向上させ、職員の定着率を上げることが期待されます。

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