●にじいろ保育園藤沢

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(株)サクセス

アカデミー 

藤沢市藤沢  横浜市版 2016年12月7日
報告書全体はこちらからダウンロードできます。
公表用評価結果報告書【にじいろ保育園藤沢】.pdf
PDFファイル 2.5 MB

報告書より抜粋:総合評価


【施設の概要】

 

 にじいろ保育園藤沢はJR東海道線、小田急江ノ島線、「藤沢」駅北口から歩いて5分ほどの場所にあります。幹線道路より少し入った場所にあり、周囲は大型のマンション、民家が混在する住宅地となっています。園舎は屋上を遊び場スペースとして使用することのできる、鉄筋コンクリート二階建ての構造となっており、園舎内は日当たりがよく広々としています。定員は80名(0歳児~5歳児)、開園時間は平日:7時~20時、土曜日:7時~18時です。
 保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」、保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」「『仲間』と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を表現できる子ども」です。
 にじいろ保育園藤沢は2013年(平成25年)11月に株式会社サクセスアカデミーによって設立されました。運営法人は保育園・学童クラブ・児童館の運営、病院・事業所・大学内の保育委託サービス、保育施設運営のコンサルティングサービスなど、首都圏を中心に幅広く展開しています。

 


●特長・優れている点

 

【1】子どもたちは、自分の言葉で自分を素直に表し、園生活を楽しんでいます

 

 保育士は、子どもたちを優しく見守り、子どもたちが自分を素直に表現できるような支援を行っています。
 乳児クラスの子どもたちは、小さなことでも「できたね」「じょうずになったね」など、昨日まで出来なかったことが、今日は出来るようになった事を保育士から褒めてもらい、自信を付けていきます。また、気持ちの行き違いで小さなトラブルが起こった時にはそれぞれの話をよく聞き、危険な時には、保育士は子どもに「いけない」と、しっかり言い聞かせています。見ていた本を黙って取りあげられた子どもには「返してって言いに行こう」と、友だちと向き合わせ「返して」の言葉が言えるように声掛けをしています。同時に相手の子どもへは「ごめんね」が言えるような声掛けをし、子ども同士のルールが学べるようにしています。
 幼児クラスでも、子どもの行動や発言を優しく受け止めて気持ちを引き出せるような声掛けをし、子どもが自分の気持ちを素直に表現できるよう働きかけています。子ども同士でトラブルの解決が難しい場合にもすぐに否定したり叱ったりするのではなく、分かりやすい言葉で理由を説明し子どもが納得できるようにしています。「そうだったの。嫌だったのね。じゃあ、○○くんに伝えてみようか」など、子どもたちは保育士に自分の気持ちを受容してもらうことにより、安心して自分を素直に表し、元気いっぱい園内で過ごしています。

 


【2】子ども中心の保育の実践を目指し、職員は連携して保育にあたっています

 

 園全体で、子ども、保護者に対して同じ対応ができるようにするため、職員間で日々のコミュニケーションをこまめに取り、きめ細やかに情報を共有しています。園長、主任は毎朝、給食数の確認を行うため、各クラスを回る時には、その日の朝の保護者、子どもたちの様子を聞いています。気になる情報や気づきは、直ちに他の職員にも伝えられ、クラス担当以外の職員からも該当する子どもや保護者への声掛けが行われています。
 子どもの状況やクラスの課題などはクラスミーティングで話し合い、月案、週案等につなげています。保育士間の風通しはよく、お互いの気づきを提案しあい、園長、主任を含め、分からないことを気楽に聞くことができる雰囲気があります。子どもとの関わりで気になったこと、困ったこと、保護者との関わり方などをすぐに相談し合うことができています。話し合われた内容は、職員会議、カリキュラム会議などでも再度話し合われています。
 職員全員で一人一人の子どもの様子を共有するとともに、現場ではどのようにしたら良いか、自分たちの保育が方針に沿っているかを振り返っています。職員間の信頼、上司への信頼が厚く、お互いに連携して助け合う事ができるようになっています。

 


【3】職員の自主性を引き出すための取り組みが行われています

 

 園では、職員が保育に対して同じ方向性を持ち、自ら考えて実践する保育ができるよう、職員の育成計画を立てたり、普段の保育の中で、保育士同士が気楽に相談したり、疑問点を話し合ったりできる環境づくりを行っています。職員の育成用に作成されている「チャレンジ共有シート」を基に行われる年2回の園長との面談では目標達成度の確認を行っています。それを基に職員は、目標の再検討を行ったり、研修に参加したり、園長、主任からアドバイスを受けたりしています。また、クラスミーティング、カリキュラム会議、職員会議などすべての会議に園長、主任が出席し、個々の保育士の日々の保育内容、問題と感じている点、自分の保育への思いなどを聞くようにして、職員の意見や提案を吸い上げ、職員が主体的に責任をもって保育にあたれるよう後押ししています。災害時避難用の靴の一括購入、アレルギー児への対応方法など職員の発案で改善したり、実施したこともあります。職員の自主性を引き出す事で、次世代の幹部職員を作り出すことができるような取り組みを行っています。

 


●今後の取り組みが期待される点

 

自然に触れることのできる、戸外遊びへのさらなる取り組みが期待されます。

 

 園周辺に散歩に適した場所が少ないと捉えており、散歩に出る機会が比較的少ない状況です。保護者アンケートにおいても自然に触れる戸外遊びの少なさについてコメントが見られました。自然に触れることのできる戸外遊びと戸外遊びに代わる工夫への取組みが期待されます。

 


地域との交流を行い、園の専門性を活かした地域支援を行うことが期待されます。

 

 園は、園庭開放、絵本の貸し出し、交流保育等を通して地域への働きかけを行っていますが、周囲にビジネス街を有する地域での開園3年目という事もあり、地域の団体・機関と定期的・計画的に交流を図るには至っていません。地域の子育て支援に関する活動団体や関係機関との定期的な検討会等を行うなど、地域との交流を行い、地域の実情や子育て支援ニーズを把握して、園の持つ保育の専門性を地域に向けて活かす取り組みを行うことが期待されます。

お問い合わせ

TEL: 050-3786-7048 

FAX: 045-330-6048

E-mail:

 daihyo★hyoukashimin.jp

 ※★を@に変えて送信

住所

〒231-0003

横浜市中区北仲通3-33

関内フューチャーセンター153