●にじいろ保育園綱島

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

(評価運営委員会開催日)

保育 

(認可保育所)

(株)サクセスアカデミー

横浜市港北区  横浜市版 2013年11月19日
 
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公表用評価結果報告書【にじいろ保育園綱島】.pdf
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報告書より抜粋:総合評価

【施設の概要】

「にじいろ保育園綱島」は、東急東横線「綱島」駅から徒歩6分ほどの住宅地にあるマンションの1階部分に位置します。付近には、四季折々の草花を楽しめる綱島公園があり、また鶴見川や早淵川の河原にも近く、自然豊かな環境に恵まれています。

開設は2011年(平成23年)4月です。開園時間は、平日は午前7時から午後8時、土曜日は午前7時から午後6時です(延長保育時間含む)

運営法人は、「株式会社サクセスアカデミー」です。法人では、保育園や学童クラブの運営のほか、病院や企業内保育施設受託運営などを東京都・神奈川県を中心に多数展開し、その他、保育施設運営コンサルティング事業も展開しています。

マンションの1階部分、ワンフロアーの施設内は見通しもよく、採光も十分に取り入れられる乳児クラスと幼児クラスの保育室のほかに、調理室、事務室、職員休憩室、園庭、ウッドテラスがあります。

保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」とし、目指す保育園像を「陽だまりのような保育園」・「地域と共に育つ保育園」・「子どもと共に輝いていける保育園」としています。また、保育方針である「みとめ愛」・「みつめ愛」・「ひびき愛」(信頼・安定・共感)に基づき、保育目標として「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」・「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」・「仲間と関わり、人を思いやれる子ども」・「自己を表現できる子ども」の4項目を掲げています。

 

●特長・優れている点

1】温かく家庭的な雰囲気の中、子どもたちは穏やかな笑顔で楽しい園生活を送っています

園内の床やロッカーには檜を使用し、壁には子どもたちの製作物が数多く展示され、日常の遊び道具は手作りおもちゃを多く用意するなど、木のぬくもりを重視した温かく家庭的な雰囲気を演出しています。保育士は、子ども一人ひとりの成長や発達にあったプログラムを用意し、できる限り子どもたちが自分でできるようにそっと支援することを心がけ、子どもたちの気持ちやアイデアを大切に受け止めながら、日々臨機応変に対応した保育を実践しています。

乳児クラスでは、手遊びやわらべ歌で楽しい時間を過ごしています。保育士は、自分で着替えようとする子どもたちに、さりげなく手伝いながら、できると「上手」「すてき」「かっこいいね」など都度声かけをしています。一人でできること・子どもたちの見てほしい気持ち・得意気な様子などを大切にしています。そのような日常には、保育士と子どもたちの笑顔があふれています。

幼児クラスでは、特に音楽・製作・体育に力を入れています。朝の会では音楽を取り入れ、子どもたちの丁寧に・優しく・楽しく歌う姿が見受けられます。廃材を利用した製作では、子どもたちが作りたいものを自由に作り、園内にその製作物を数多く展示しています。また、園外活動を多く取り入れているため、公園などで元気いっぱいに走り回る子どもたちは、遊びの楽しさを十分に感じながら、自然と体力がついていきます。そのような日常の中で子どもたちは、順番に待つことや友達同士譲り合うことなど社会性を自然と身につけていきます。

全職員が、保育理念と保育方針を意識しながら、日々の保育を実践しています。全職員が家庭的で温かい雰囲気作りを心がけているので、子どもたちは安心して自分の気持ちを表現することができ、穏やかな笑顔で楽しい園生活を送っています。

 

2】食育活動や課外活動などさまざまな体験を取り入れています

園では、毎月1回園長・主任・管理栄養士・クラス担任が参加する給食会議を開催し、子どもの喫食状況・調理方法・盛りつけなどを話し合っています。そして、旬の食材を用いた季節感のある献立作りや伝統食を取り入れた献立作りを心がけています。子どもたちが喜び・楽しみながら食することができるように、節分の恵方巻き・雛祭りのちらし寿司・七夕のそうめん・お別れ会やお楽しみ会のバイキング形式の給食など、さまざまな食事のイベントを盛り込んでいます。その他、バター作り・とうもろこしの皮むき・野菜の収穫後に行う野菜ジュース作り・クリスマスケーキのデコレーションなど、食育のイベントは年間を通じて行っています。その結果、保護者アンケートでは、お子さんが給食を楽しんでいるかについては100%、給食の献立については98%の方が「満足」もしくは「どちらかといえば満足」という非常に高い満足度が得られています。

また、バスや電車など公共の交通機関を利用した園外活動にも力を入れています。春と秋の遠足は樽町しょうぶ公園やみその公園に行き、その他にも農園・動物園、年2回の工場見学や水族館へのお別れ遠足など、さまざまな課外活動を年間行事に組み込んでいます。子どもたちは日常保育では体験できないさまざまな行事を通じて、必要な交通ルールを学んだり、自然や生物に実際に触れたり見たりして、友達同士で楽しみながら体験を積んでいます。

 

3】園長・主任を中心に、良好な職場環境づくりに励んでいます

保育理念・方針・目標の実現に向け、全職員が話し合える機会を数多く設けています。定期的に開催される職員会議・リーダー会議・ケース会議・給食会議などの場では、園長・主任を中心にして、保育に関することや園全体のことなど職員間で活発な意見交換が行われ、改善事項があれば迅速に対応するように心がけています。日々の保育については、主任は日常的に各クラスの保育に入りながら、細やかにアドバイスをしています。その他、業務終了後においても、職員はその日の保育の気になるところ・保護者対応について・職員間の連携など、さまざまな悩みを日常的に園長や主任に相談し、アドバイスを受けています。

その結果、保育理念などの実現に向けた保育内容などは、職員間で情報共有され、スムーズな連携が可能となります。保育の場面切り替え時におけるクラス間の移動がスムーズにでき、時間的ロスがなくなるだけでなく、子どもたちの集中力を切らさないような時間を演出できます。

このように、園では日常的な話し合いや日々の相談時間を大切にする雰囲気が醸成され、良好な職場環境の土壌作りが自然となされています。園長や主任が個々の職員の能力を最大限に発揮できるように、経験等を考慮しながら、適切なアドバイスをタイミングよく行うことを心がけています。さらに、良好な人間関係のもと、園として風通しのよい職場内環境づくりを実現するため、職員の良いところを日常的に伝え、業務の不安や人間関係の悩みなど、日々聞くことを大切にしています。

 

4】職員のスキルアップを目的とした人材育成と園全体のサービス向上に力を入れています

法人では、職員を「新任職員」「中堅職員」「管理者」ごとに区分し、それぞれの「求められる職員像」を明文化しています。この内容とともに、入職時には「にじいろガイド(業務マニュアル)」の簡易版を全職員に説明・配付しています。そこには、法人理念・子どもの人権を守るために・差別用語は使わない・望ましい保育士としての資質や態度・身だしなみなど多岐にわたる内容が記載され、全職員に周知徹底されています。さらに、法人主催で2ヶ月に1回開催される園長会議・主任会議・栄養士会議・看護師会議等では、系列園すべての各管理者や担当者が集まり、さまざまな意見交換・意識統一・情報共有を行っています。

このような法人の多岐にわたる人材育成の機会・基盤を受けて、園では園長が中心となり、職員のやる気とモチベーションを大切にしながら、丁寧な人材育成を実践しています。具体的には、園長が年2回職員全員と個人面談を実施し、その際に個人の目標・自己評価・振り返り・保育に関する自己チェックなどを記載する自己評価シート(「チャレンジ共有シート」・「成長共有シート」)を活用しながら、職員一人ひとりの目標・達成度・課題点・反省点・期待点などの確認を継続的に行っています。

また、「にじいろ保育の保育基準」により、園としての自己評価を行っています。その中には、保育理念・方針・目標に関することから、指導計画・快適な施設環境・安全衛生・保育内容・食育・人権・保護者との関わり・地域支援・職員の資質向上など、多岐にわたるチェックシートが準備され、年1回の振り返りとしています。これは、園全体のサービス内容の検討・見直しの機会となり、その結果、個人の知識習得に留まることなく、全職員のスキルアップと園全体のサービス向上につながっています。

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