●にじいろ保育園登戸

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(株)サクセス

アカデミー 

川崎市多摩区  川崎市版 2016年9月29日
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公表用評価結果報告書【にじいろ保育園登戸】.pdf
PDFファイル 1.2 MB

報告書より抜粋:総合評価


【施設の概要】

 

 にじいろ保育園登戸は、JR南武線・小田急線「登戸」駅から徒歩3分ほど歩いた住宅地の一角に位置し、敷地と園舎はJRから借り受けています。園舎は新しく、清潔さが保たれています。JRの線路脇に位置しているため、保育室は防音装置が施されています。
 園舎は2階建てで、1階は0~1歳児、2階は2~5歳児の保育室になっていて、日当たりが良く園庭もあり、夏は組み立て式プールを出し、子どもたちが交替で楽しんでいました。
 にじいろ保育園登戸は、2010年7月に、株式会社サクセスアカデミーによって認可保育所として開園しました。運営法人は、保育園・学童クラブ・児童館の運営、病院・事業所・大学内の保育委託サービス、保育施設運営のコンサルティングサービスを、首都圏を中心に幅広く展開しています。
 定員は60名(0歳児~5歳児)で、開園時間は平日・土曜日とも7:00から20:00です。
 保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」、保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」「『仲間』と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を表現できる子ども」です。

 


●特によいと思う点

 

【1】理念に基づく園の運営を目指す園長のリーダーシップ

 

 園長、主任は理念に基づく園の運営でリーダーシップを発揮しています。理念に基づく子どもへの対応の出発点は職員間の信頼関係の構築から、という視点で、全職員の自己紹介ファイルを作り回覧することで、お互いの理解を促進し、職員をバックアップしています。会議では職員の意見が出しやすいように努めたり、保育士業務の軽減を図るなど、職員が生き生きと働けるように心がけています。また、保護者との連携を密にするためにも、課題や情報の共有を大切にし職員同士が連携して対応できるようにしています。

 


【2】理念実現に向けた、保育士の子どもや保護者に対する姿勢

 

 指導計画に柔軟性を持たせ、子どもの意思を大切にした保育を行っています。保育士が「権力者にならない」こと、強制しないことを念頭に、「何やりたいの?」「今日は何をする?」などと子どもに問いかけ、子どもの言葉に耳を傾け、意思を尊重するよう努めています。保育士の声の大きさ、トーンは威圧感がなく優しく穏やかです。また保育士は、登降園時に保護者とコミュニケーションを取ることを大切にし、信頼関係ができるように心がけています。職員室の扉は常に開いていて、保護者がいつでも職員に声がかけられるようにしています。

 


【3】問題点を速やかにすくいあげ、職員の知恵と力で解決する組織力

 

 月1回開催される職員会議では各クラスからの報告が行われ、現状の問題点と課題、気になる子どもの様子などが報告されています。例えば、特定の子どもとしか遊べない子どもについて、保護者とも連携しながら職員が別々の遊びに誘導するなど、課題に対して知恵と力を合わせ解決するよう努めています。保護者アンケートの結果や、保護者からの意見・要望も職員会議で共有し検討しています。また、検討した内容や改善策などは全職員に周知し、保護者へは園だよりや掲示板で伝えるなど、サービスの向上を目指しています。

 


●さらなる改善が望まれる点

 

【1】マニュアルのさらなる周知徹底を通したサービス向上

 

 理念、指導計画、子どもとのかかわり方、保護者とのかかわりなど、詳細な「保育マニュアル」が職員室に常備してあり、見直し・更新も行われ、いつでも参照することができるようになっています。保育士はマニュアルの重要事項をおおむね理解し、業務にあたっています。しかし、マニュアルの周知徹底のためにはさらなる工夫が望まれます。例えば、項目ごとにマニュアルの担当者を決め、日々さまざまな課題が起きた際に、該当項目のマニュアルをとりあげ、緊急性・重要性に応じてミニ研修を行うなど、工夫が期待されます。

 


【2】地域の子育て家庭のニーズを踏まえた、地域支援のさらなる取り組みの工夫を

 

 地域の子育て家庭への支援は、地域の福祉資源として保育園に求められています。園では園庭開放や育児相談会などを実施し、地域の子どもも参加できる園の誕生会等、行事予定を地域に情報発信しています。しかし、園庭開放などの参加はまだ少なく、情報提供の方法について工夫したり、地域の子育て家庭のニーズは何なのかについて、情報収集・分析することが求められます。園の現状も踏まえ、身の丈に合い、ニーズに沿った施策について、職員の知恵も生かし検討することが期待されます。

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