●にじいろ保育園江田

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(株)サクセス

アカデミー 

横浜市青葉区  横浜市版 2015年10月6日
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公表用評価結果報告書【にじいろ保育園江田】.pdf
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報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】

 

にじいろ保育園江田は、東急田園都市線「江田」駅より歩いて2分ほどの5階建てマンションの1階にあります。同じビルには薬局や向いの病院の院内保育施設、学習塾などが入っています。

駅前通りに面していますが、周辺には、徒歩5分ほどのところにある赤田東公園をはじめとして、自然豊かな公園が4つほどあり、子どもたちの散歩コースになっています。

にじいろ保育園江田は2008年(平成20年)4月に株式会社サクセスアカデミーによって設立されました。運営法人は保育園・学童クラブ・児童館の運営、病院・事業所・大学内の保育委託サービス、保育施設運営のコンサルティングサービス等を、首都圏を中心に幅広く展開しています。

園はビルの1階にあり、ワンルームを壁やパーテーション等で仕切って用いています。テラスに面した窓は大きく、子どもたちが好きな電車を眺めることもできます。園庭はありませんが、専用の屋上があり、夏には子どもたちがプール遊びを楽しんでいます。

定員は54名(0歳児~5歳児)、開園時間は、平日は7時~20時、土曜日は7時~18時です。

保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」、保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」「『仲間』と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を表現できる子ども」です。

 

 

●特長・優れている点

 

1】環境構成を工夫し、子どもたちがさまざまな経験を積めるようにしています

 

子どもたちが自発的に活動できるよう、園では環境構成に力を入れています。

乳児は、マットやパーテーションなどでコーナーを作り、子どもが落ち着いて遊び込めるよう工夫しています。保育士は、一人一人の子どもの発達や成長を丁寧に見守り、子どもが安心して園生活を送れるように支援しています。子どもたちは、保育士に甘えて自分の思いを言葉やしぐさ、表情で伝え、受け止めてもらい、それぞれのペースでゆったりと生活しています。

2歳児から5歳児の保育室はワンルームになっていますが、子どもの様子や活動内容に合わせ、可動式の棚やパーテーションを用いて保育室を広げたり、仕切ったりしています。このような工夫の結果、子どもたちは、クラスを越えて大勢で遊んだり、少人数で集中して年齢にふさわしい活動に取り組んだりしています。また、子どもの興味・関心に合わせた手作りおもちゃや素材を豊富に用意し、子どもが自分で遊びを展開できるように遊びの環境を整えています。

園庭はありませんが、天気が良い日は必ず散歩に出かけています。散歩先の子どもたちは、花や虫、地域の商店など目に入るものすべてに興味を示し、社会性や感性を養っています。また、運動能力を高めるため、日々の散歩だけでなくリズムや外部講師による体操なども取り入れています。幼児クラスは1クラス10名と少人数ですが、近隣の保育園や系列の姉妹園との交流を通し、ドッジボールなどのゲーム性のある遊びも経験できるようにしています。

このような工夫を通し、限られた環境の中で、子どもたちはさまざまな経験を積み成長しています。

 

 

2】保育士は常に基本理念に立ち戻り、連携して保育にあたっています

 

保育士は入社時の法人研修や園内研修、年度はじめや年度末の職員会議などで、保育の理念や基本方針を確認し、保育にあたっています。保育課程や指導計画の作成時には、自分たちの保育を振り返り、職員会議やカリキュラム会議で話し合っています。また、年に2回、自己評価シートを用いて自身の保育の振り返りを行い、目標の達成具合を確認しています。

毎月はじめの職員会議、中旬以降の翌月の月案作成のためのカリキュラム会議、園内研修には全職員が参加することになっています。そのため、子ども一人一人の様子を常に全職員が共有でき、連携して同じ対応ができる体制ができています。また、気になる事例があれば、常に基本理念に立ち戻り、職員間で話し合っています。

 

 

3】保護者が園の取り組みを理解できるよう、情報提供をきめ細かく行っています

 

園では、保護者が園の取り組みを理解できるよう、情報提供に力を入れています。

入園説明会や年2回の懇談会、行事等保護者が集まる機会には、園長が園の方針や今取り組んでいることについて具体的に分かりやすく説明し、理解が深まるようにしています。変更事項などの書面を渡すときにも、懇談会などの機会をとらえて必ず口頭でも説明をし、保護者が理解できるよう働きかけています。また、日々の送り迎え時などに保護者に声をかけ、保護者が理解できているか確認しています。例えば、行事については、前年度末に次年度の予定表を配布し、その月のはじめに園だよりで予告し、行事の直前に書面で詳細を知らせ、さらに口頭でも説明するなど、丁寧に対応しています。

保護者からの意見、要望についても、保育士は、送り迎えの際に保護者と会話をしてコミュニケーションを取り、意見や要望の把握に努めています。また、年2回の個人面談で保護者の意向を確認するとともに、行事後や年度末には保護者アンケートをとり、意見を聞いています。保護者から意見があった場合には迅速に対応し、内容によっては、対応や園の方針を掲示するとともに手紙や口頭でも丁寧に説明し、保護者が園の方針を理解できるようにしています。

このような、きめ細かい情報提供は、保護者アンケートの大項目「入園時の状況について」「保護者との連携・交流について」の高い満足度にも表れています。

 

 

4】地域の施設として、積極的に交流・発信しています

 

園長をはじめ保育士は、さまざまな機会をとらえ地域と良好な関係を築くように努めてきました。保育士と子どもたちは晴れていれば毎日近隣に散歩に出かけ、地域住民とあいさつを交わし、会話しています。図書館やアートフォーラムあざみ野など近隣の文化・レクリエーション施設にも出かけ、交流しています。また、近くの商店会にサポーターとして参加し、花壇の整備や清掃活動に協力していて、5歳児が参加しています。夏祭りでは、子どもたちが駅までおみこしを担いで回りました。

地域の子育て支援としては、月1回園開放「ふれあい遊びの会」を開催するほか、地域の子育て家庭に向けて、絵本の貸し出し、夏祭りや人形劇などの園の行事に参加を呼びかけています。園の門扉をはじめ、近隣の施設や商店に案内を掲示したり、保育士が散歩先の公園でチラシを配布したり、園の見学者に呼びかけたりするほか、在園児の保護者にも知り合いに呼びかけてもらった結果、年々参加者が増えてきていて、1日に10組近い親子の参加があるときもあります。このように、園は地域の施設として地域に根付いています。地域からの行事などへの誘いも増えていて、子どもたちの生活の幅が広がっています。

 

 

●改善や工夫が望まれる点

 

安全面の再確認をし、保護者に説明することが望まれます

 

園の玄関はオートロックになっていて常時施錠しています。警備会社と契約し、緊急通報システムを設置するとともに、年4回、子どもたちも参加して不審者対応訓練を行い、防犯対策への意識を高めています。

このような園の取り組みにもかかわらず、保護者アンケートの「外部からの不審者侵入を防ぐ対策について」では20%の保護者が不安を訴えています。保護者の安心のためにも、安全面を再確認するとともに、保護者に園の防犯対策について具体的に説明することが期待されます。

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