●にじいろ保育園川上町

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(株)サクセス

アカデミー 

横浜市戸塚区  横浜市版 2016年1月19日
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公表用評価結果報告書【にじいろ保育園川上町】.pdf
PDFファイル 2.8 MB

報告書より抜粋:総合評価


【施設の概要】

 「にじいろ保育園川上町」は、JR線「東戸塚」駅西口のロータリーから1~2分の5階建ての商業ビルの2階にあります。園庭はありませんが、屋上に園が使用できるスペースがあり、プランターで野菜や草花を育てたり、夏にはプール遊びをしたりしています。ビルのほかの階には、内科や歯科のクリニック、企業の事務所、美容室、児童福祉施設等が入っています。周辺は大通りに面した商業地域ですが、徒歩圏にいくつも公園があり、自然とのふれあいもできる環境です。
 0歳から5歳までの定員90名で2008年4月に開設された認可保育所です。開園時間は月曜日~金曜日午前7時~午後8時、土曜日は午前7時~午後6時です。(延長保育時間を含みます。)
 運営法人は株式会社サクセスアカデミーです。保育園・学童クラブ・児童館の運営、大学・病院・企業内の保育受託サービス、保育施設運営のコンサルティングサービス等、首都圏を中心に幅広く展開しています。
 保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」、保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」「『仲間』と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を表現できる子ども」です。


●特長・優れている点

 

【1】子どもたちは全職員に見守られ、仲良く活発に過ごしています

 

〇園はビルの2階に位置し、園内は仕切りはあるものの保育室間の連絡がしやすく、広々と開放的な  環境となっています。全員が同じフロアで過ごしているので、小規模園ではありませんが、職員も子どもたちもよく知り合い、言葉をかけあい過ごしています。職員は子どもたち全員を知っていますし、トイレの帰りに0歳児の部屋をのぞく幼児クラス(園では0~2歳児を乳児クラス、3~5歳児を幼児クラスと呼んでいます。以下同じ)の子どもたちは、小さな弟妹を見るような温かい表情をしています。給食室と保育室も窓越しに様子を見ることができます。


〇異年齢保育の場が多くあります。朝、登園した子どもたちは、0~2歳児と3~5歳児に分かれて集まりますが、異年齢で一緒に遊んだり、思い思いの遊びをしたりしています。クラスに分かれて朝の会をしてから、またこのグループで集まり、リトミックやクッキングなどをすることも多いです。調査当日もリトミックや12月のお楽しみ会の練習をしていましたが、年齢別に演技をすると年下の子どもは年上の子どもの真似をしますし、年上の子どもはお手本になることに自信を持っている様子です。公園遊びなどに出かけるときは、いろいろなパターンのクラスの組み合わせで交流しています。5歳児は、年明けに午睡の時間がなくなると1、2歳児のお世話をする計画がありますが、着替えや寝かしつけを手伝い、ますます年長の自覚を持つと思われます。


〇子どもたちは体力がついています。園庭はありませんが、近くに乳児から行ける公園が複数あり、天気のよい日はほとんど出かけて遊んでいます。保育室でもリトミックやマット、跳び箱、トランポリン等の器械運動をすることができ、指導計画にも運動遊びがよく取り入れられています。また、3~5歳児には外部講師による月2回の体操教室もあり、子どもたちも喜んで参加しています。昨年度は近隣の保育園との交流ドッジボール大会で優勝しました。

 


【2】職員はそれぞれの役割を遂行し、連携して保育をしています

 

○園の職員は、現在年齢構成もバランスよくなってきています。また、園長・主任のほかに乳児クラス・幼児クラスのリーダーは新人養成等のためクラスに入ることがありますが、原則フリーとしています。この指導クラスの職員がよく機能して、職員の相談に乗ったり手助けをしたりして、安定した職員体制となっています。クラスを担当するそれぞれ複数の保育士も、例えばおやつの前、一人は絵本の読み聞かせ、一人はおやつの準備、一人はトイレの世話というように、スムーズに連携してクラス運営をしています。合同保育のときも、クラスを越えて分担して保育をしています。その中で子どもたちの興味・関心を把握し、教材やおもちゃも協力して手作りしています。保育室に手作りの可愛いポストがあり、今お手紙ごっこが流行っているとのことでした。

 

○栄養士は、運営法人の献立表を基に、子どもたちの喫食状況も見て園独自の工夫も取り入れています。できる限り子どもたちと給食を共にして様子を見て、子どもや保育士の声を聞いています。子どもたちも「給食の先生」との食事を楽しみにしています。調理員とともに調理法の工夫もして、現在は残食がほとんどありません。毎月給食だよりと献立表を家庭に配布し、人気のメニューはレシピを作り、玄関に置いて保護者が自由に持って行かれるようにしています。幼児は毎月クッキングの時間があり、栄養士は保育士と協力し、クッキー等のお菓子や味噌作りなどもしています。うどんも粉をこねるところから始めて、子どもたちは大喜びでした。

 

○看護師は朝全クラスを巡回して、子どもたちの体調を確認しています。保健だよりを発行し、季節の健康に関する話題やかかりやすい病気等を特集しています。保育士や保護者の健康相談にも乗っています。また、救急法や嘔吐処理等の研修の計画を立て、外部講師を依頼したり自ら講師になったりしています。さらに運営法人の看護師と連携して、現在のマニュアルにアデノウイルス感染症を加えるなど、新しいマニュアル作りにも取り組んでいます。

 


●さらなる取り組みが期待される点

 

園運営に独自の視点を

 

○前回の第三者評価調査時(2011年)から4年を経過しましたが、交通の至便性から保護者は近隣住民だけでなく出勤途中に子どもを預ける人も多いことや、入居ビル付近の様子もあまり変わっていません。地域支援について運営法人共通の絵本の貸し出しなどのメニューはありますが、地域の参加者はあまり増えていないようです。今年度地区の幼保小連携事業に参加しているので、さらに地域のニーズで足りないことは何か、この地区で地域支援をするにはどうしたらよいかを探り、保育園の持つ機能や職員の専門性を生かした支援をすることが期待されます。


○運営法人のマニュアル等がしっかりしていて、「園の自己評価」も運営法人の書式により行われています。一方、職員も日常の指導計画の振り返りを綿密にして次の計画を立てています。そこで運営法人の書式に園の独自性を加味して全職員で取り組むと、「園の自己評価」が職員にさらに身近なものになるのではないかと期待されます。

 

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