●にじいろ保育園みなとみらい

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(株)サクセス

アカデミー 

横浜市西区  横浜市版 2015年12月22日
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公表用評価結果報告書【にじいろ保育園みなとみらい】.pdf
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報告書より抜粋:総合評価

【施設の概要】

 

 にじいろ保育園みなとみらいは、みなとみらい線「みなとみらい」駅に近い31階建ての高層マンションの3階にあります。ビルの1階にはコーヒー店やビデオショップ、2階には医療施設、同じ3階には子育て関連施設が複数入っています。園の周囲は、オフィスやマンション等の高層ビルが立ち並んでいますが、帆船日本丸や、広い芝生のある公園なども近くにあり、子どもたちの散歩コースとなっています。
 にじいろ保育園みなとみらいは平成20年(平成2008年)4月に株式会社サクセスアカデミーによって設立されました。運営法人は保育園・学童クラブ・児童館の運営、病院・事業所・大学内の保育委託サービス、保育施設運営のコンサルティングサービス等を首都圏を中心に幅広く展開しています。
 保育室内は明るく日当たりが良く、壁や床には木材が用いられ温かい雰囲気となっています。園庭はありませんが、広々としたホールと室内プールがあります。
 定員は90名(0歳児~5歳児)、開園時間は平日は7時~20時、土曜日は7時~18時です。
 保育理念は「のびやかに育て だいちの芽」、保育目標は「自然を愛し、心身ともに健やかな子ども」「自分で考え行動し、意欲と根気のある子ども」「『仲間』と関わり、人を思いやれる子ども」「自己を表現できる子ども」です。

 


●特長・優れている点

 

【1】子どもたちは、自分らしさを素直に出し、園生活を楽しんでいます。

 

 保育士は、優しく子どもを受け止め、一人一人の子どもの話に耳を傾け、子どもと共感しています。このような保育士の働きかけもあり、子どもたちは自分の思いを素直に表していて、乳児でもたくさんおしゃべりをすることができています。
 自由遊びの時間には、一人で落ち着いて絵本を読んだり、友達とままごとをしたり、数人で話し合って廃材で作品を作ったりして、思い思いに遊びを広げ過ごしています。友達や異年齢児とのかかわりもあり、本を見ながら相談して紙で複雑な作品を作ったり、クイズを出し合ったり、年下の子どもが年上の子どもの真似をしたりしています。観察日にも、自由遊びの時間に5歳児が2つのクループに分かれてブロックを積み上げ、合体して一つの大きな作品を作り、年下の子どもたちを誘い、一緒にドミノ倒しを楽しむ姿がありました。
 公園での子どもたちはさらに元気で、生き生きとしています。マラソンやかけっこ、鬼ごっこ、ボール遊び、縄跳びなどで、身体をたくさん動かしています。保育士は子どもの遊びに入り、自らが一緒に走ったり飛んだりしてお手本を示し、子どもが遊びの中で運動能力を身につけられるようにしています。また、一人が歌い出すと、他の子どもたちも身体中を揺すりながら歌い出すなどの場面も見られます。
 このように元気な子どもたちですが、保育士の話を聞くときや、給食の準備を待つときには、静かに落ち着いていることができ、動と静のメリハリができています。
 子どもたちは遊びの中で、自分らしさを素直に出し、保育士に思いをくみ取ってもらい、園生活を思いっきり楽しんでいます。 

 


【2】保育士は、目指す保育の実現に向け自己研さんに励んでいます

 

 近年、保育士の入れ替わりがあり、比較的経験年数の短い保育士が多くなっています。このような中、保育士は、職員会議やクラス会議で園が目指す方向性について話し合い共有しています。また、毎日、自分たちの保育について振り返りを行うとともに、「チャレンジ共有シート」を用い、自分自身の目標と達成状況について年2回自己評価をしています。園長・主任は、保育の様子や方法について必要に応じてアドバイスをしています。
 運営法人主催の研修が毎月のように実施され、職員は積極的に参加するとともに、園内での研修も行われています。また、「西区子育て関連施設連絡会」いう地域の子育て関連施設のネットワーク主催の研修など、外部研修にも参加しています。園内研修では、グループで研修のテーマを決めて自主研修を行い、結果を発表し合うなどの取り組みを行っています。また、外部講師によるリズム遊びや体育の指導、ボランティアによる読み聞かせ、ネットワーク内の他の保育園や幼稚園の公開保育などでさまざまな保育の技術を学び、日常の保育に取り入れています。
 このように、保育士は自己研さんに励み、目指す保育の実現に向けて連携して取り組んでいます。

 


●独自に取り組んでいる点

 

地域とのネットワークを通して、子どもたちの活動の幅を広げています

 

 園の周りはオフィスやマンションなどの高層ビルが立ち並び、地域住民との交流は住宅街の中にある保育園とは異なる状況にあります。このような地域性の中で、園は、行政や近隣の商店会が主催するさまざまなイベントに子どもと一緒に参加し、地域との良好な関係を築くように努めています。5歳児が地域の公園愛護会主催の地域清掃に参加したり、桜木町駅前での打ち水大作戦で水をまいたり、パレードに参加したりし、子どもたちは地域の一員としてさまざまな社会経験を積んでいます。
 また、地域のネットワーク「西区子育て関連施設連絡会」による地域子育て支援拠点での育児講座に園長や主任、保育士が参加・協力するだけでなく、公園で一緒に遊ぶ、プールで交流するなど、ネットワークに参加している他の保育園や幼稚園と子どもたちが交流し、同年齢の子どもたちと遊んでいます。
 このように地域のさまざまなネットワークを通し、地域に向けて開かれていて、子どもたちの活動の幅が広がっています。 

 


●改善や工夫が望まれる点

 

【1】保護者への情報提供の工夫

 

 保育士は、朝夕の送迎時に保護者とコミュニケーションに努めています。また、園だよりやクラスだより、玄関の「今日のできごと」などで園の取り組みについて情報提供しています。
 しかし、子どもの成長を保護者が確認できるような日々の活動や様子についての情報が少ないので、今後は、予定や伝達事項などだけでなく、日々の子どもの様子やエピソード、クラスの取り組みの写真や活動の成果物など、子どもの日常の姿を伝える情報提供の工夫が期待されます。

 


【2】運営法人を含めて組織全体で保育士を支える仕組みの工夫

 

 園長・主任は個人面談などで、保育士の満足度を把握し、必要な相談にのっています。また、運営法人のスーパーバイザーや臨床心理士による巡回も設けています。
 ただし、保育士の日々の悩みやストレスを早い段階で受け止め、組織として解決するための対応は、必ずしも十分と言えない状況があります。園だけでは解決が難しい課題に対しては、園長・主任だけでなく運営法人が積極的にサポートするなど、組織全体で保育士を支える仕組み、課題に向けて連携して取り組む工夫が期待されます。

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