●つばさ保育園

分野

(対象種別)

運営主体  所在地 使用評価項目

報告書作成日

保育 

(認可保育所)

(特活)きずなの会

横浜市港南区  横浜市版 2015年3月31日
 
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公表用評価結果報告書【つばさ保育園】.pdf
PDFファイル 1.8 MB

報告書より抜粋:総合評価

 

【施設の概要】


つばさ保育園は、1994年5月に保育園を必要とする父母8組が、上大岡西2丁目に「つばさ共同保育所」を開設したところから始まりました。2003年に法人化(特定非営利活動法人きずなの会)、2004年に現在地に移転し、2005年に認可保育所となり名称を「つばさ保育園」に変更しました。2011年に「つばさ保育園分園」を開設し、こちらでは01歳児(定員30名)を、本園では25歳児(定員60名)を保育することになりました。

園は本園、分園ともに京急・横浜市営地下鉄「上大岡」駅から徒歩5分ほどです。両園の間は歩いて3分ほどの距離です。本園は敷地がおよそ500㎡で鉄筋コンクリート2階建て、1階が保育室で2階は事務室と同法人が運営する放課後児童クラブ(学童保育)が使用しています。分園は敷地面積がおよそ150㎡で鉄骨造り4階建ての12階部分を使っています。

開設時間は平日が7時から21時、土曜日が7時から19時となっています。

運営の基本理念は「一人一人の子どもを尊重します。すべての子どもは、人の中で成長、変化することを信じます。保護者の思いを受け止めながら援助します」となっており、保育方針は「年齢にふさわしい自立と自律ができる環境と働きかけを考えます。個別化と社会化が有機的に機能できるようにチーム保育を推進します」となっています。

 


●特長・優れている点


1】子どもの好奇心や、興味を積極的に引き出しています


子どもたちが、同じことをすることよりもそれぞれの子どものやりたいこと、知的好奇心や興味を積極的に引き出すようにしています。例えば、多くの絵柄の中から関連性のある絵柄を探す記憶遊びゲーム、さまざまなブロックを組み合わせて自分の好きな形を作るゲーム、洗濯ばさみを組み合わせて何らかの形を作る遊びなど知的好奇心を刺激するおもちゃやゲームが用意されています。また、ごっこ遊びにつながる衣装、道具などもそろえていますが、自分自身で工夫をして独自性のあるものを作ることを楽しめるような保育をしています。

345歳児の幼児クラスでは、知らない虫や花を見つけたときは図鑑で調べたり、野菜を植えて観察と記録をしたり、気温と衣服を毎日記録し季節の変化を知る、といったテーマに取り組んでいます。子どもたちが自分の目で自然を観察する楽しさを味わっています。

 


2】地域支援に積極的で多様に取り組んでいます


園の置かれた地域性による最大の支援ニーズは一時保育です。このニーズに応え一時保育室を設け、毎日8名~15名の受け入れをしています。

 次に特徴的な地域支援として、「ホッとスペースつばさ」があります。親子連れに気楽に保育園に立ち寄ってもらう目的で毎月開催しています。子どもの身体測定・育児相談・遊びの提供などを保育士2名が対応します。このほかに育児講座、園庭開放も行っています。園自身が掲げる「地域の子育て支援資源としての役割を果たす」意識の高さがあります。

 


●独自に取り組んでいる点


少人数(個別)保育に取り組んでいます


少人数(個別)保育を重視しています。これは家庭的なつながりを重視した保育です。乳児クラスでは食事・排泄・衣服の着脱の場面に保育士の担当制をとり、子どもの個人差を尊重しています。さらに、散歩のときには、クラスの中で全員が同じところに行くのではなく、いくつかのグループに分け、少人数で散歩に出かけます。このように少人数(個別)にケアすることによって子どもは満たされ、愛情を感じて、大人に対する信頼感が生まれてきます。

食事は乳児の場合、2時間くらいの時間帯の中で、家庭でのリズムを踏まえ、時間を区切って順番に食事をします。これは幼児クラスでも採用されており、時間は1時間くらいですがやはり順番に食べていきます。その他の保育の場面でも同じように一斉に活動するのではなく、いくつかのグループに分けて、それぞれのやりたいことをできるだけ尊重して、活動を決める場面が多くなっています。

 


●改善や工夫が望まれる点


1】マニュアル類の活用・見直し


業務マニュアル、ケアマニュアルをはじめとして、各種マニュアルが作成されています。しかしながら、多くのマニュアル類は、事務所にファイルされているだけで、職員が保持しているわけではありません。保育室は事務所と違うフロアにありますし、分園は場所も離れています。必要なときにマニュアルをすぐに参照・活用できるように、職員に配布したり、事務所だけでなく各保育室にも備えておくような工夫が望まれます。

また、職員参加のもとで、毎年見直し・改訂していくことにより、業務の標準化とマニュアルのさらなる活用が期待されます。

 

 

【2アンケート結果を参考にした保護者とのコミュニケーションの再検討


今回の第三者評価に伴い実施された保護者アンケート結果では「年間の保育や事に、保護者の要望が活かされているか」「送り迎えの際のおさんの様に関する情報交換」「保護者からの相談事への対応」「話しやすい雰囲気・態度」「意や要望への対応」などの設問で満足度が相対的に低い結果となっていました。これらは保護者とのコミュニケーションに関する質問です。自由意見にも保護者とのコミュニケーションについて改善の要望が出されていました。今回のアンケート調査を参考にしながら、保護者の意見・要望への対応方法を含めて、コミュニケーションのあり方を検討してくことが期待されます。


 

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