合同会社 評価市民・ネクスト 設立趣旨書

 

 福祉サービスの第三者評価という「機会」があります。

 

 評価を受審する福祉施設などにとっては、日ごろの自分たちのサービスを見直し、次への取り組みに気づく「機会」であり、また、公開された評価結果を目にする人々にとって は、福祉施設の様子を知る「機会」ともなります。そして、志のある第三者の市民が主体的に評価の実施を担うことにより、社会において市民による公共を創っていく「機会」でもあります。

 

 

【これまで】

 

 この法人の設立に参画するものの多くは、これまで横浜市内のNPO法人において、福祉サービス第三者評価事業を担い、多数の中身の濃い評価実績を残してきました。実際の訪問調査や報告書の作成を担当する調査員、評価結果(案)を審議し決定する評価委員、全体を通してかかわる事務局職員、それぞれの立場からながらも、それぞれが市民の視点を活かして精力的に活動し、福祉サービスの質の向上のために足跡を残してきました。それは、ときには直接的に、ときには間接的に、ともに評価の過程を歩んだ相手方の施設のために、さらには福祉サービスの利用者のために寄与してきたものと確信しています。

 

 

【新法人の設立について】

 

 このほど私たちは、新たな法人を設立します。これまで培った、形には表れない独自の価値を残しながらも、さらに次(=ネクスト)を探し求めるために、また、事業活動の対象地域を拡大するとともにさまざまな評価手法に柔軟に対応し、より多くの機会を評価受審者の方たちと共有するために、活動を展開していきます。同時に、評価機関としての独立性・中立性を確保することや、評価サービスの市場において機動的・効率的な運営に努め、私たちの評価を受審する敷居を下げることも欠かせません。

 こうしたことを、新法人設立によって容易にし、専門性の高い評価機関を設立したいと考えます。また、この法人に集うもの(調査員等)は、日々それぞれの生業、それぞれの生活を営んでいますが、市民評価者としての専門性を高めることにとくに注力していきま す。

 

 

【大切にしたい価値】

 

 私たちは、社会をよくしたいと思います。

 そのためには、ただ声を上げたり、課題を挙げるだけでは前に進みません。一人ひとりが責任を持ち、自律した市民であること、互いに共感しあい尊重しあいながらも客観視点を忘れないこと、市民目線を保ちながらも評価者としての専門性を意識すること、こういったことを大切にしながら、地道な一歩一歩を歩んでいきます。

 とくに第三者評価事業においては、以下のことを方針として掲げます。

 1)公正で信頼できる評価 

 2)受審者の方たちの次の取り組み(=ネクスト)につながる評価

 3)結果でないところにもこだわる市民視点での評価

 4)市民が主体的に公共に貢献できる機会づくり

 

 

【組織の形と実施する事業】

 

 この法人は、より良い社会、より豊かな社会に向けた一助となるべく生まれた非営利型の組織であり、広義のNPOに該当します。ですが、事業の性質上、機動的・効率的に運営するため、合同会社の形態を選択しました。第三者評価事業の実施に伴い、外部識者による評価決定機関「評価運営委員会」を設置し、組織運営についての諮問機関としての役割もお願いをする予定です。

 当面の事業としては、福祉サービス第三者評価をはじめとする福祉サービスや公共施設の評価・モニタリング、および関連の調査・研修、その他公共に資する調査事業などの実施を目標とします。

 

 

 以上の趣旨をもって、市民による公共のための器、合同会社評価市民・ネクストの設立を決意します。

 

2012年4月7日 設立代表者 川﨑 修

 

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